理系修士の就活備忘録2013

全国紙2社から内定を貰ったので、マスコミ対策ブログに変身中。

本当の意識高い系に、出会った

某巨大飲料メーカーの説明会に行ってきた。もはや、多角化しすぎて飲料メーカーという表現が憚られるけれど。

 

この説明会は、参加する為にグループディスカッション(GD)選考の突破が必要という謎のセレクト感があり、おかげで参加している学生のスペックはかなり高かった。

 

まず、参加者は旧帝の経済が3人、法律が2人。生物系院生の私の場違い感が凄まじい。

また、説明会後の飲み会で、社員の方が名刺を取り出すと、私以外全員の学生は即座に名刺を取り出し、交換し始めた。なんで、名刺なんて持っとんねん。しかも、うち1人はベンチャーを立ち上げ、代表をしているらしい。

さらに、全員春から就活を初めており、夏にはインターンを経験し、既に外資系コンサルおよび金融の内定を貰っているか、最終面接に進んでいた。12月下旬から就活を始め、エントリーシートを一枚出しただけという私は、ごめんなさいとしか言いようが無い。

 

いままで、意識高い系(笑)って馬鹿にしてきたけど、本物はやっぱり違った。ジョブズの stay foolish, stay hungry とか唱えるだけで何もしない奴らだと思ってたら、すごく行動力もあって、well prepared な人たちも居るんだね。

私は既に時間的なビハインドがあるにも関わらず、こんなに優秀な人たちと競合していかなければならないと考えると、もっと頑張らないとまずいなって、本当にやる気スイッチが入った気がした。

 

補足1:お茶

説明会では、自社製品のお茶を貰った。6人の参加者に対し、24本もお茶が用意されていたものだから、全員が3本ずつ持って帰る羽目になった。鞄からはみ出してる人もいて、とてもシュール。すごく重かった、でもおいしかった。

 

補足2:説明会のセレクト感

GDの突破率を考えてみる。私が参加したGDは参加者15人だった。説明会に見た顔は居なかったので、仮にGDを突破したにも関わらず、説明会に参加しなかった人が居ないとすると、GDの突破率は15分の1である。そりゃ、すごい奴が集まる訳だ。

なぜ、私が突破出来たのかは未だに分からない。GDでの私の役割は、空気を読まずにリーダーシップをとって目立とうとするアホを、全力で潰す書記っていうよく分からない立ち位置だった。もしかしたら、議論の方向を適切に軌道修正したってことで、評価されたのかもしれない。

ちなみに、GDの内容は、「真のグローバル人材になるためのキャリアパス」を考えるというものだった。今振り返ると、お題は漠然としすぎてて、いまいちだな。

 

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